パウエル議長に失言なし しかし昨日はもうひとつ不吉な進展があった
2024年12月19日 17:59
12月18日、FOMCでは予想通り0.25%の利下げが発表されました。
またドットプロットは2025年末のフェデラルファンズ・レートは3.9%というFRBメンバーによるコンセンサス予想が示されました。これはFOMC前のCME FedWatchの市場参加者たちのコンセンサスと一致しました。
記者会見で特にパウエル議長が失言をしたということもありませんでした。
このようにすべてが予想通りだったのにマーケットが下げた理由は、ニュートラル・レートが一体幾らなのか? 市場参加者も、そしてパウエル議長も、ノー・アイデアになってしまったから。
ところで実はもうひとつ大きな事件が昨日起きました。それは連邦政府機能部分シャットダウンに関し下院の与野党が「3月まで先延ばしすることに合意した」ことに対し、次期大統領のトランプが難色を示したことです。
トランプがこの合意に難色を示した理由は「民主党がドサクサに紛れていろいろな利権者を利する支出項目を盛り込んだ」から。
来年早々連邦債務上限がキックインするわけですが、これはその後の予算審議が難しいものになることを暗示するニュースです。
現在GDPの6%を越えている連邦政府の財政赤字に関し、市場関係者の不安を招くリスクがあるということです。