ユニバーサル・コープ
2024年11月23日 03:24
ユニバーサル・コープ(ティッカーシンボル: UVV)は葉タバコの供給を行う米国の企業です。1918年に設立され、世界30カ国以上で事業を展開しています。
同社は世界中のタバコ製品メーカーに対し、葉タバコを生産している20万の農家と契約、葉タバコの調達、加工、梱包、保管、出荷を行っています。 加えて食品や飲料業界向けに、果物、野菜、植物エキス、香料などの植物由来の特殊原料を提供しています。
同社の顧客はフィリップモリス、アルトリア、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、日本たばこ産業などです。
同社は1971年から連続して増配を続けており、2021年には50年連続増配を達成しています。
葉タバコの消費は確かに一部の国では減少しています。中国を除く世界でのシガレットの消費量は2009年の3.9兆スティックから2022年には3.4兆スティックに減りました。
しかしアジア、アフリカ、南米などの地域ではタバコの需要が比較的堅調です。これらの地域では、経済成長や人口増加が葉タバコ市場を支えている要因となっています。
ユニバーサルは過去5年にわたり売上高、修正EBITDA、営業マージンを着実に伸ばしています。具体的には売上高は2020年の19.1億ドル→2024年27.5億ドル、修正EBITDAは2020年の1.84億ドル→2024年2.89億ドル、営業マージン2020年6.6%→2024年8.1%という感じです。
なお9月期決算の発表はもともと11月12日に予定されていたのですが同社のアフリカ、モザンビーク現地法人の社員が会社のお金を横領していた事件が発覚し、そのダメージを決算に反映させるために報告が遅れています。これは経営陣の落ち度と言うより一部の悪意ある社員の行動なので株価には影響は無いと思われます。