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投資戦略

2024年11月13日 15:45

投資戦略をアップデートします。

いま今年の新値を取れている銘柄はパランティア(PLTR)、テスラ(TSLA)、エヌビディア(NVDA)、アマゾン(AMZN)などの銘柄です。
 
それに共通する点は寡頭制(Oligarchy)で恩恵をこうむる銘柄だということです。
 
AI、低軌道衛星、暗号通貨などニューエコノミーで経済支配に必要なツールを経済エリートが独占的に掌握しています。これが「新しい寡頭制」です。
 
かつてのロシア、南米などで見られた寡頭制が石油や鉱物などの戦略的な天然資源を主軸としていたのに対し、米国の新しい寡頭制ではデジタル時代の戦略資産を牛耳っている人が勝つわけです。
 
その特徴は、従来のシリコンバレーでは「黒い羊」として敬遠されてきた、非主流派のカリスマ経営者や企業の復讐であり、それは「ギーク、非モテの復讐」と言えるでしょう。MAGA(アメリカの復権)という情弱にわかりやすい政治的メッセージが、2021年1月に起きたMeme株ブームのような投機熱と合体し、それがアニマル・スピリットを鼓舞しているわけです。
 
ウォール街の投資銀行はそのようなリスクアペタイトの復活を歓迎しています。つまり挙国一致してダークサイドに堕ちているのです。今後イーロン・マスクのXAIやスターリンクなどがIPOされる可能性もあるでしょう。
 
しかしその前に宇宙関連セクターをテコ入れする必要があります。ロケット・ラボ(RKLB)などに注目が集まる可能性があります。
 
それと全般的な投機ブームの復活はビットコイン(IBIT)、コインベース(COIN)、ロビンフッド(HOOD)などの銘柄に対する関心も高めると思います。
 
なお、オリガルヒが巣食う国の経済パフォーマンスが必ずしも芳しくないことからもわかるように、寡占の進行=米国経済が強くなるということを意味しません。一握りの経済エリートの蓄財に利用されるだけです。
 
しかし金儲けは金儲け。投資にイデオロギーを持ち込むべきではありません。
 
投機のお金が米国に飛び込むのなら、ごく目先の国際間の資金の動きは米国への一点集中になるでしょう。それは「その他大勢」の国々で流動性危機を誘発するリスクが高まることを意味します。実際、ドットコムブーム華やかなりし1998年の新興国は危機に次ぐ危機でした。
 
2024年末のS&P500指数のターゲットは6000 とします。2025年末のS&P500のターゲットは6420を予想します。つまり来年の米国株には弱気ではないけれど上昇幅(+7%程度)は平年以下であり、それほど魅力でも無いのです。
 
2024年末のフェデラルファンズ・レートは4.25%を予想します。2025年末は3.00%を予想します。
 
2024年末の失業率は4.2%を予想します。2025年末は4.7%を予想します。
 
2024年末の10年債利回りは4.3%を予想します。2025年末は3.6%を予想します。
 
2024年末の消費者物価指数は2.4%を予想します。2025年末は2.0%を予想します。
 
2024年末のGDPは+2.1%を予想します。2025年末は+1.8%を予想します。
 
<注目銘柄>
なし