投資戦略
2024年10月5日 10:36
投資戦略をアップデートします。
10月4日の雇用統計では非農業部門雇用者数が25.4万人と市場コンセンサスを10万人近く上回りました。失業率も4.1%に改善しており、手が付けられない失業者の増加の兆候は現れていません。
言い直せばソフトランディングのシナリオが濃厚なのです。
米国では第二次大戦後、ソフトランディングが達成できた事例は1回きりです。それは1995年頃で当時はアラン・グリーンスパン議長でした。株式市場は折からのドットコム・ブームで堅調に推移しました。
今回、もしソフトランディングが達成されるのであれば「利下げ回数が少なくなることによる株式投資家の落胆」よりも「経済が堅調であることを素直に好感する新しい評価が生まれる」ことに注意を払うべきかも知れないのです。
株式市場はカマラ・ハリスの勝利を織り込んでいます。本投票日前に彼女のモメンタムが衰え、選挙の行方が混沌とするシナリオ(=それがメインシナリオではありません!)では、株式市場は値を消すことが予想されます。
秋相場に深押しは無いという考えを堅持します。
足元の原油価格は米国の景気が底堅いという認識の広がりとともに上昇しており、これは消費者物価指数の改善のペースが鈍化するリスクをはらんでいます。
折から平均時給は+13¢と衰えを見せておらず連邦準備制度理事会(FRB)のインフレ・ターゲット達成が遠のくリスクはゼロではありません。
2024年末のフェデラルファンズ・レートは4.5%を予想します。(不変)
2024年末の失業率は4.2%を予想します。(旧予想は4.4%)
2024年末の10年債利回りは3.9%を予想します。(旧予想は3.7%)
2024年末の消費者物価指数は2.7%を予想します。(旧予想は2.8%)
2024年末のS&P500のターゲットは5700です。(不変)
<注目銘柄>
マリオット(MAR)