投資戦略
2024年9月7日 17:38
投資戦略をアップデートします。AI関連株に対し意見変更します。
9月6日(金)発表の雇用統計は非農業部門雇用者数が14.2万人、失業率が4.2%平均時給は前月比0.4%の上昇でした。これらは雇用市場が整然と減速していることを示唆します。リセッションの前触れとしてハチャメチャに雇用にブレーキがかかっている感はありません。
したがって9月18日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅は0.25%でほぼ間違いありません。0.50%の利下げを期待しているトレーダーはたぶん裏切らます。
足元の米国の企業業績はしっかりしています。第2四半期のS&P500のEPS成長率は過去3年間で最高でしたし、2025年のEPS予想もUPしています。つまり企業業績を見る限りリセッションの可能性は低いのです。加えて最近ドル安となっており、輸出型米国企業(ITもこれに含まれます)の多くは更に業績予想が上方修正されると思います。
このように経済の基本的要件に余り大きな変化が無い中でレーバーデー明けの米国市場は波乱含みでスタートしました。
とりわけAIで恩恵をこうむる半導体株の下げがきついです。
市場参加者がこれらの銘柄に対しチャンチャラ可笑しいデタラメに強気な相場感を抱いていたことが下げの原因であり、それらの企業の決算自体は悪くなかったです。
たとえばエヌビディア(ティッカーシンボル:NVDA)はEPS、売上高、ガイダンスすべて事前コンセンサス予想をクリアしています。バリュエーション的にもPERが40倍台に下がってきておりPEGレシオ的に魅力な水準にさしかかりました。
AI株はこれまでの「売り」のスタンスから「買い」に変更します。
ハードランディングの心配は、かなり後退しました。
2024年末のフェデラルファンズ・レートは4.75%を予想します。(不変)
2024年末の失業率は4.4%を予想します。(旧予想4.5%)
2024年末の10年債利回りは3.7%を予想します。(旧予想は3.8%)
2024年末の消費者物価指数は2.8%を予想します。(不変)
2024年末のS&P500のターゲットは5700です。(不変)
<注目銘柄>
ペイパル(PYPL)
イーライ・リリー(LLY)
ビスタ・エナジー(VIST)
バリック(GOLD)
ルルレモン(LULU)
ICICI銀行(IBN)
LVMH(LVMUY)
エヌビディア(NVDA)