トランプ氏が講演会で狙撃された 命に別状はない 犯人は射殺された マーケットへの影響は?
2024年7月14日 10:27
ドナルド・トランプ候補が7月14日、ペンシルバニア州での講演会で演説中、狙撃され、耳たぶに弾が当たったのですが、命に別状は無く、ガッツポーズで会場を去りました。
犯人は射殺されました。流れ弾に当たった聴衆のひとりが死亡しました。
トランプ氏はテレビの世界で育った人なので、「どういうシーンが絵になる?」ということを良く心得ており、シークレットサービスに抱えられて会場を去る際にもガッツポーズを示すことを忘れず、沢山の力強い写真やビデオがSNSやメディアを埋め尽くしました。これは彼が選挙戦を戦う上で有利な材料です。
アメリカでは過去に4人の大統領が在任中に暗殺され、2人が狙撃で怪我をしたけれど一命はとりとめ、それ以外に2つのケースで狙撃されたけれど、弾は当たらなかったことがありました。
つまり大統領の命を狙うということは、かなり頻繁に起こっているということです。
今回は大統領「候補」であり、現職大統領ではない点に注意する必要があります。
それと怪我は軽微だったのでマーケットに与えるネガティブ・インパクトは殆ど無いと思われます。
さらに11月の本投票日までにまだ長い日数を残しているので、大半の有権者はその時まで今日の事件を覚えていないでしょう。つまり大衆の記憶力は悪いのです。
今日の出来事は経済問題ではありません。従って経済に対するインプリケーションも無いと思われます。
付和雷同して「売り!」あるいは逆に「買い!」の行動を起こすのは、しろうとのやることだと思います。