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総選挙後のインドの近況

2024年6月19日 17:25

モディ政権は議会で単独過半数を占めることが出来ず連立パートナー、全国民主同盟(NDA)に依存しています。

したがって財政統合政策は継続するものの内部の意見対立で構造改革は後回しになると思われます。
 
6月24日からインド議会の特別8日間の会期が始まり新たに選出された議員の宣誓、6月26日下院(ローク・サバ)新議長選出が始まります。予算審議は7月からです。
 
NDA内の地域政党には独自の優先事項があり、これが立法の成立を遅らせ、BJPはヒンドゥー民族主義イデオロギーを前面に打ち出すことを控える必要があります。
 
BJPのヒンドゥトヴァ(ヒンドゥー民族主義を中心とした政治イデオロギー)は、党が支持基盤を維持しようとする中で存続する可能性が高いけれど、憲法改正を必要とするため、BJPが下院と上院の両方で過半数を欠いている現在、その一部の論争的な政策を推進することは困難です。
 
BJPが政治的に微妙な経済改革を通過させることは困難だと予想されます。具体的には労働および土地改革、民営化、石油、アルコール、不動産などの主要セクターを含むインドの物品サービス税の簡素化は後回しになるリスクがあります。