ハイテク小型株が感じている「マクロ経済がらみのプレッシャー」について
2024年6月1日 18:15
先週決算発表した企業の多くが決算カンファレンスコールで「マクロ経済がらみのプレッシャーを感じている」とコメントしました。
具体的にはネットアップ(ティッカーシンボル:NTAP)、モンゴDB(ティッカーシンボル:MDB)でワークロードの減速が見られました。
この一因はアマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)のAWS、マイクロソフト(ティッカーシンボル:MSFT)のアジュールなどのハイパースケーラーが積極的に設備投資し、いわゆる「AIファクトリー」を作っていることにあります。
それらの企業は最新鋭のAIファクトリーを一般企業に貸出ており、顧客企業からすれば最先端のそうしたサービスを使わない手は無いです。
これは企業がIT予算計画を立てる際、考慮しなければいけない選択肢が増えたことを意味します。
もっと踏み込んだ言い方をすれば、それらのハイパースケーラーがあまりにも大きな存在になっている関係でビッグ5以外はスクイーズされているのです。
今後はAIのワークロードがチケット・ジェネレーションの過半数を占める未来も予想されます。
アサナ(ティッカーシンボル:ASAN)では既にその兆候が見られていますがデル(ティッカーシンボル:DELL)は未だそこまで行っていません。
このようにAIがIT企業の業績に与えるインパクトは一様ではなく、その凸凹が小型ハイテク企業の業績にも現れているわけです。