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消費者物価指数の発表を受けてNY市場は新値更新

2024年5月16日 05:46

5月15日、4月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。予想に一致する+3.4%でした。なおコア指数も+3.6%と良好な数字でした。内訳的にはエネルギー価格が前月比+1.1%上昇したのが目を惹きました。その反面、食品は+0.3%、外食は-0.4%でした。中古車価格も-1.4%でした。家賃は+0.4%でした。

このところCPIは相次いで上振れしていた関係で、今回は事前予想に一致しただけで市場参加者は「ホッ!」と安堵しました。
 
加えて4月の小売売上高は±0%と弱い数字でした。これも債券のラリーに貢献しました。10年債利回りは4.37%へ低下しています。
 
折から株式市場は火曜日に出来高を伴って上昇し、ほぼ新値とツラ合わせの水準まで来ていたので、今日のハッキリした買いを受け、新波動入りしたと言えます。幅広い銘柄が物色されている点がとりわけ重要です。水曜日の引値はS&P500h指数が5,308.15 +1.17%、ナスダック総合指数が16,742.39 +1.40%でした。
 
なお今回のCPIが良かったからと言ってそれは自動的に6月12日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げがあるということは意味しないと思います。連邦準備制度理事会(FRB)は普通、移動平均で物事を考えます。言い直せば今回の数字が良かっただけではまだデータが足らないというわけです。