年次プライマリーディーラー会合でのスピーチ要旨
2024年5月9日 05:04
ニューヨーク連銀の公開市場デスクのロベルト・パーリが年次プライマリーディーラー会合で次のように発言しました。
要約:
- 連邦準備制度理事会(FRB)は2022年6月から資産圧縮を進めてきたが、実施は順調に進んでいる。短期金利は良好にコントロールされている。
- 2024年5月、FRBは資産圧縮のペースを鈍化させることを決定した。これは2022年5月の資産圧縮計画に従ったものである。
- 資産圧縮を鈍化させることで、市場参加者や銀行がより低い準備水準に適応できるようになり、FRBも準備需要を評価する時間が確保できる。
- FRBは準備の需給状況を様々な指標で注視している。これらの指標はいつ準備が「豊富」から「適正」に移行するかを示す先行指標となる。
- FRBには新しい手段(SRFやディスカウントウィンドウ)もあり、市場の混乱に対処できる準備がある。
- 全体として、指標と対処手段があるため、今後の資産圧縮プロセスは円滑に進むだろうと発言者は確信している。