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どんちゃん騒ぎに冷水 米国株、ビットコインが急落

2024年3月6日 06:13

3月5日の米国市場はS&P500指数が-1.01%、ビットコインが-7.3%でした。特に下げの引き金になるような悪いニュースはありませんでした。

強いて言えばアップル(ティッカーシンボル:AAPL-2.84%)は中国での売上高が今年に入ってから前年比-24%も急減しているという報道が嫌気されました。しかしこれは旧聞に属する材料だと思います。欧州委員会が同社に罰金を科すというニュースも嫌気されたもうひとつの理由です。しかしどちらの材料も重要ではありません。

マイクロソフト(ティッカーシンボル:MSFT-1.89%)、ブロードコム(ティッカーシンボル:AVGO-4.24%)、テスラ(ティッカーシンボル:TSLA-3.93%)、イーライリリー(ティッカーシンボル:LLY-1.89%)、アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN-1.95%)、ゼネラル・エレクトリック(ティッカーシンボル:GE-1.93%)などの下げが目立ちました。加えてこのところ連日連騰していたビットコインなどの暗号通貨も急落しました。

つまり今日はこのところモメンタムが良かった銘柄ほど利喰われたということです。

市場参加者が大挙して質への逃避を起こしている感じはありません。債券は少し買われました。10年債利回りは4.135%でした。為替は大きく動いていません。VIX指数は+11.2%の14.99ですがこれはパニック的な動きとは程遠く、市場参加者は慌てていません。

原油価格は-0.69%の小幅安でした。

ザラ場中、メタ・プラットフォームズ(ティッカーシンボル:META-1.60%)のインスタグラム、フェイスブック、スレッズ、アルファベット(ティッカーシンボル:GOOG-0.31%)のYouTubeなどのサービスが障害を経験しました。しかし今日の下げの原因をそれに求めるのは間違っています。

ドットコム・ブームのときも今日のような急落は何度もありました。特に驚くほどの事ではありません。例えて言えば、夜、パーティーで大きな音楽かけてどんちゃん騒ぎしていたら「ピンポーン!」と玄関の呼び鈴を押す者が居て、ドアを開けたらお巡りさんが来ていて「ご近所さんから苦情だよ、ちょっとボリューム下げなさい!」と注意された……そんな具合だと思います。

しばらく神妙にしてパトカーの赤いランプが遠くへ行ったら、またボリューム上げればいい……そういう感じです。