メルクがリッジバックと新型コロナ経口抗ウイルス薬で緊急使用承認を申請へ
2021年10月1日 21:16
メルク(ティッカーシンボル:MRK)がリッジバック・バイオセラピューティックスと共同で開発してきた経口新型コロナ抗ウイルス薬モルヌピラビルの第3相臨床試験の結果が良好です。
新型コロナのテストで陽性と判定された人がモルヌピラビルを服用することで入院リスクを約50%軽減する効果があることが今回の臨床試験で判明しました。
具体的にはモルヌピラビルの投与を受けた人385名中28人だけが病院に収容されたのに対しプラセボ377名中53人が入院しました。
これまでの臨床試験ではモルヌピラビルの投与を受けた陽性者の中から死者は出ていません。これに対しプラセボでは8名が死んでいます。
この臨床結果を受けてメルクとリッジバックは米国食品医薬品局(FDA)に対し緊急使用承認を申請しました。
FDAは独立データ監視委員会と協議し、「十分な結果が得られた」として、臨床試験への新しい患者のリクルートを中止しました。
モルヌピラビルは経口薬なので陽性が出た人が重篤になる前に自宅で服用することで医療システムへの負荷を軽減することが出来ます。