Skip to content

ゲンスラーSEC長官がワシントンポストのイベントで「仮想通貨は長続きしない」とコメント

2021年9月22日 06:11

今日、ワシントンポストが主催するイベントに登壇したゲイリー・ゲンスラー米国証券取引委員会(SEC)長官が「仮想通貨はいわゆるワイルドキャット・バンキング(野良猫金融)の一種であり法制度が整備されてない無法地帯でしばらく存続するが、長期で見ると生き残らないと思う。従ってそれが存在している間は投資家保護に精を出し消費者をいずれ消えてゆく存在から守ることが好ましい」と発言しました。

ゲンスラー長官は1837年から1863年までの間、連邦銀行制度が存在しなかった米国において無数の個人銀行が勝手に「ドル札」を刷り流通させていた状態を例に取り、「金や銀との兌換を謳いながら、実際には交換に応じない悪徳業者が後を絶たなかった」と厳しい評価を下しました。

結局、リンカーン大統領が通貨監督庁(OCC: Office of Comptroller of the Currency)を設置し、野良猫金融を取り締まることで事態を収拾しました。

ゲンスラー長官は先日、コインベース(ティッカーシンボル:COIN)に対しウエルズ・ノティスを突き付け、ステーブルコインの発行計画を中止しなければ訴追する意図を明快にしました。

これを受けてコインベースはステーブルコインの発行を断念しました。

ゲンスラー長官はテザー、バイナンスUSDなどに対しても厳しい目を向けています。

そして「ステーブルコインの多くは証券の特徴を持っている場合が多く、また銀行法で取り締まられるべきサービスを提供している」と述べました。