中国、インド、ロシア、ドイツ、ユーロ圏の製造業購買担当者指数
2021年9月1日 20:54
8月の中国財新製造業購買担当者指数は49.2でした。7月は50.3でした。

製造業購買担当者指数は50を分水嶺とし、それ以上なら経済活動は拡大、それ以下なら経済活動は緊縮しているとみなします。8月の調査では2020年4月以来はじめて製造業を巡る環境が悪化したことを示唆しています。特に製造指数は2020年2月以来初めて下落しました。新型コロナのデルタ変異株に対処するため政府が人々の行動に制約を加えている事が需要減退、材料調達困難を招き生産の減退につながりました。雇用もやや下落しました。受注残は若干増加しました。購買活動は低調でした。
8月のインド製造業購買担当者指数は52.3と7月の55.3から鈍化しました。しかし50以上をキープしています。

受注は依然拡大中、在庫拡充も継続しています。仕入れコストの上昇が価格プレッシャーをもたらしています。生産は高水準なものの新型コロナのデルタ変異株への不安が経済拡大を抑制しています。
8月のロシア製造業購買担当者指数は46.5でした。7月は47.5でした。

生産、国内外からの新規受注が弱まりました。受注残は減少しました。雇用も減少しています。
8月のドイツ製造業購買担当者指数は62.6でした。7月は65.9でした。

部品供給遅延で生産が新規受注に追い付いていません。指数が低下した主因は生産の遅延です。価格プレッシャーが発生しています。
8月のユーロ圏製造業購買担当者指数は61.4でした。7月は62.8でした。

オランダ、アイルランド、ドイツ、オーストリア、フランスの製造業購買担当者指数が最近の安値を更新する一方、イタリア、スペイン、ギリシャは好調でした。