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ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船ユニティ号が立志伝中の創業者リチャード・ブランソンを乗せたテスト飛行に成功

2021年7月12日 03:25

7月11日(日)、ニューメキシコの専用飛行場を飛び立ったヴァージン・ギャラクティック(ティッカーシンボル:SPCE)の宇宙船ユニティ号が宇宙に限りなく近い地球から高度86キロメートルまでゆく飛行に成功しました。連邦航空局(FAA)は高度80キロメートル以上を宇宙と定義しています。

ヴァージン・ギャラクティックはこれまでに何度も宇宙船ユニティ号の自走飛行に挑戦してきましたがちゃんとロケット噴射できたのは今回が2度目です。

今回のフライトがとりわけ注目された理由はそれが初の成功だったからではなく、リチャード・ブランソンというセレブ起業家でヴァージン・ギャラクティックの創業者でもある本人がじきじきに搭乗したという点にあります。彼は70歳です。

今回の飛行は全部で1時間ほどでした。その大半は母船イヴによりゆっくりと高高度まで運んでもらうことに費やされ、宇宙船ユニティ号は母船から切り離された後、ロケット噴射し、もう一段高みまで上昇しました。そして15分間の無重力体験をした後、バドミントンのシャトルコックのように滑空しながらニューメキシコ州の専用飛行場まで戻って来ました。

ヴァージン・ギャラクティックは来年から観光客を乗せて宇宙遊覧飛行のサービスを開始する考えです。すでに600人の顧客がフライトを予約しており8000万ドルの頭金を払い込んでいます。

なおこれとは別にアマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)の創業者、ジェフ・ベゾスは7月20日に自分の会社ブルー・オリジンのロケットで宇宙に飛び出すことを計画しています。

ブルー・オリジンは地球から100キロメートル離れている、いわゆるカーマン・ライン(=国際航空連盟が定義する大気圏の終わる場所)まで行って帰ってくる計画です。