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低炭素社会移行ETFが人気化

2021年7月4日 16:38

4月6日にブラックロックが**低炭素社会移行ETF(BlackRock U.S. Carbon Transition Readiness ETF:LCTU)**をローンチしました。

ローンチ初日だけで12.5億ドルの資産が集まりました。これは初日に集まったおカネとしては過去のどのETFよりも華々しいスタートでした。7月2日現在、同ETFは14.09億ドルの純資産を持っています。

LCTUは米国の大型株の株価指数であるラッセル1000指数をベースにしていますが;

  1. 化石燃料に絡むビジネスをしているか?
  2. リニューアブルへの取組みをしているか?
  3. 省エネへの取組み
  4. 節水への取組み
  5. ごみのリサイクルをしているか?

という5つのポイントで組入れ銘柄を調整し、ポートフォリオ全体として炭素排出を抑えるように設計されています。その結果、LTCUのカーボン・インテンシティーは72.62ポイント(*)であり、ベンチマークであるラッセル1000の136.05よりも-47%低い数値を実現しています。

LCTUのポートフォリオとラッセル1000を比較すると下のチャートのようになっています。

画像1

両者のセクター・ウエイティングの差異は思ったより少なく、LCTUが指数に大きく劣後する心配はありません。

つまりポイントは「パフォーマンスを大きく損なうことなくfeel goodを得られる」ということになると思います。

(*)売上高100万ドルを上げるのに必要となった地球温暖化ガス排出トン数