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ゾーメトリー 製造業がリアルタイムでオンデマンド・マニュファクチャリングを実現するためのマーケットプレース 近くナスダックに新規株式公開

2021年6月22日 03:34

ゾーメトリー(ティッカーシンボル:XMTR)は製造業がリアルタイムでオンデマンド・マニュファクチャリングを可能にするマーケットプレースです。

同社は近くナスダックに新規株式公開します。今回売出し株数は687.5万株、売出しレンジは38ドルから42ドル、幹事はゴールドマンサックス、JPモルガン、UBSです。

小売業やサービス業はジャスト・イン・タイムが進んでいます。しかし製造業ではジャスト・イン・タイム化が遅れていました。

製造業は世界で2600億ドル市場であるにもかかわらず、その受注、製造、納品のプロセスは旧態依然としていました。

アメリカの製造業の多くは零細経営です。それらの中小企業はいずれも運転資金のやりくりに困り、顧客開拓の方法も原始的です。

ハードウェアは、いろいろなベンダーが持ち寄る部品をコーディネートしながら製品を作り上げてゆかなければいけないため、コミュニケーションと手間がかかります。その過程で、貴重な時間が失われてしまうわけです。

セラーは何を作れば良いのか知りたいし、バイヤーは速くリーズナブルな値段でそれを解体と思います。

これらのマッチする場所がゾーメトリーのオンライン・マーケットプレースであり、その要求の複雑さゆえにAIを駆使するわけです。

バイヤーはCADファイルで商品の設計図を作り、それをゾーメトリーのマーケットプレースにUPします。メーカーはそのCADファイルを見て「ウチなら何時までに幾らで納品できる!」と応札するわけです。

ゾーメトリーの応札エンジンは、色々なメーカーの応札内容を、利用素材別、コスト表つきで、瞬時に比較検討を可能にします。

3Dプリンティングにしたほうが得か、鋳型にした方が良いか? というような比較も可能です。もちろん大量発注した際のコスト比較なども出来ます。

同社の顧客はゼネラル・エレクトリック、ゼネラル・ダイナミクス、ロッキード・マーチン、BMW、ボッシュ、HP、キンバリー・クラーク、NASA、ニューモント・マイニング、エヌビディア、アジレント、ヴァリアン、ヴァーテックスなど多岐にわたります。

バイヤーがある商品を発注すると決めると契約代金の30%をすぐにゾーメトリーに払い込みます。ゾーメトリーはゾーメトリー・カードを発行していますのでメーカーにその30%が即、入金します。これによりメーカーは材料購買や工員への給与支払いなどを心配しなくて良くなります。

その町工場の可能な仕事に応じて、どの案件を見せるか? をキュレーションすることができます。また過去の納品に対する顧客の満足度に応じてメーカーをランク付けすることも出来ます。ゾーメトリーはバイヤーからフィーを取ります。

2020年の売上高は1.41億ドルでした。純利益は-3989万ドルでした。

現在のアクティブ・バイヤー数は2.4万顧客です。フォーチュン500の30%がゾーメトリーの顧客です。現在のセラー数は1410社です。

2018年から2020年にかけての売上高は年率+92%で成長してきました。

過去1年間に5万ドル以上の買い物をした顧客数は412社でした。

2020年のグロスマージンは24%でした。修正EBITDAマージンは-17%でした。

長期ではグロスマージンを35から40%、修正EBITDAマージンを15~25%へ持って行きたい考えです。