オネストがIPO 女優ジェシカ・アルバが作ったオムツ、スキンケア、ウエルネス製品メーカー
2021年4月10日 16:08
オネスト(ティッカーシンボル:HNST)は女優ジェシカ・アルバが始めたオムツ、スキンケア、ウエルネス製品を作っているメーカーです。
13年前、ジェシカ・アルバが第一子を妊娠した時、子供が自分と同じアレルギー体質で市場に出回っている日用品を片っ端から試したけれど本当に安全な商品が無かったので(これは自分で作るしかない)と考え、本当に安全な製品だけを作る会社を設立しました。
現在、同社の売上構成比はオムツ製品が63%、スキンケアが26%、ウエルネスが11%です。
同社はデジタル・ファーストで直接消費者に訴求していますが2013年以降は同社の製品はコストコ、ターゲット、アマゾンでも販売されています。現在のデジタル/店舗比率は55:45です。同社の製品はそれらの小売店の3万2千店舗で販売されています。
ジェシカ・アルバはメキシコ系アメリカ人なのでオネストも多様性を重視した経営をしており、従業員に占めるマイノリティー比率は68%、女性比率は53%となっています。
2020年は新型コロナのパニック買いで店頭から紙製品が蒸発した関係でオネストの直販は好調でした。売上高は前年比+27.6%の3億ドルでした。
グロスマージンは370ベーシスポイント改善し35.9%になりました。
赤字額は1450万ドルでした。
修正EBITDAは1120万ドルでした。修正EBITDAマージンは4%でした。
米国のオムツ市場は80億ドルで2%成長しています。スキンケア市場は810億ドルで3%成長しています。ウエルネス市場は410億ドルで2%成長しています。その中にあってナチュラルな製品はそれぞれ市場の成長率を遥かに上回るペースで成長しています。
同社が競争している分野ではキンバリー・クラーク、プロクター&ギャンブル、ジョンソン&ジョンソンなど大手日用品企業が存在します。スキンケアではユニリーバ、エステーローダーなどのライバルが存在します。ウエルネスではクロラックスなどと競争しています。
2020年は新型コロナで消費者が在宅を強いられ、デジタル・チャンネルがとりわけ有利でした。ワクチンの接種が進み平常に戻れば消費行動も普段のパターンに戻ることが考えられます。
オネストの新規株式公開(IPO)はモルガンスタンレー、JPモルガン、ジェフリーズ、BofA、シティグループ、ウイリアム・ブレアー、グーゲンハイムが幹事となっています。