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WeWorkがSPACと合併し裏口上場へ

2021年3月26日 20:59

WeWorkがSPAC(特別買収目的会社)、ボウエックス(ティッカーシンボル:BOWX)と合併、ナスダックに裏口上場します。

世界の企業の経営者は新型コロナでオフィススペースの柔軟性を痛感しました。必要に合わせてオフィススペースを増やすだけでなく、逆に減らすことも出来なければリース契約に縛られ稼働率の低いオフィススペースを維持し続けなければいけなくなります。

この教訓からワクチン接種で経済再開後もリモートワークの可能性を残した、柔軟性のあるワークスペース計画が以前より重視されることになると思われます。

今回のSPACとの合併はWeWorkのエンタープライズバリューを90億ドルと見積もっています。WeWrokは13億ドルを受けとります。その中には8億ドルの私募(PIPE)を含みます。この私募に参加するのはインサイト・パートナーズ、スターウッド・キャピタル、フィデリティ、センタウラス、ブラックロックなどです。

現在のWeWorkの経営陣はサンディープ・マスラニCEO(元ブルックフィールド)、ベンジャミン・ダンハムCFO(元ピザハット、ヤムブランズ)などから成っています。

WeWorkの最新のポートフォリオは世界150都市850のロケーションで約百万のデスクを運営しており2021年の年間売上高は30億ドルを見込んでいます。2020年末のメンバー数は45万人、そのうちの半分が大手法人顧客の社員です。将来的には大手法人比率を65%まで持って行きたい考えです。契約期間についてもかつては毎月更新でしたが今後は年間契約を50%以上に持って行きたい考えです。

WeWorkのオフィスは米国カナダが367ヶ所、欧州中東アフリカが147ヶ所、中国が103ヶ所、南米が90ヶ所、オーストラリアなど太平洋が74ヶ所、日本が36か所、インドが34か所などとなっています。

法人顧客はアマゾン、セールスフォース、ゼネラルエレクトリック、ネットフリックス、マイクロソフト、テスラ、ジョンソン&ジョンソン、スノーフレーク、ベライゾン、ウォルマート、ペロトン、ゴールドマンサックス、スクエア、ブラックロック、スポティファイ、ユナイテッドヘルス、JPモルガン、IBM、メルク、エアビーアンドビーなどです。

ワークステーションの数は2019年が85.5万、2020年が103万、2021年が95.4万です。稼働率は2019年g72%、2020年が46%、2021年が70%です。

売上高は2019年が32億ドル、2020年が32億ドル、2021年が32億ドルです。

同社は2021年第4四半期までに修正EBITDAベースで黒字化を達成する考えです。