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ブラックスカイは小型人工衛星の星座からリアルタイムの地球のイメージを提供・解析 IoT、AIと連動 次のアクションを予測

2021年3月1日 01:41

ブラックスカイ(ティッカーシンボル:SFTW)が有力ヘッジファンド、ジャナ・パートナーズのSPAC(特別買収目的会社)オスプレイと合併することで「裏口上場」しました。

同社にはピーター・ティールのような著名な投資家も投資しています。

ブラックスカイはシアトルに本社を置く小型人工衛星イメージ&データ・サービス会社です。同社の得意とすることは今までの人工衛星の10分の1のコストで小さな人工衛星を作り、その中にセンサーやソフトウェアを満載することでリアルタイムで地球を宇宙から監視し、天災や軍事行動などの変化を瞬時に察知、顧客に伝えるとともに刻一刻と変化する状況をもれなく報告、さらにソフトウェアにより次の展開を予測することまでやります。

宇宙のビジネス・チャンスのうち最大のものは人工衛星経由でハイスピード・インターネット・サービスを提供する事業ですが、その市場規模は1500億ドルだと言われています。その次に大きいのが今日説明しているブラックスカイなどが属する地球の監視ならびにデータ・アナリティックスの事業であり、その市場規模は400億ドルだと予想されています。

このビジネスでは同社の他にブラックスカイ、ホークアイ、スペースノウ、マクサーなどの企業がひしめいています。

ブラックスカイは既に各国の政府(軍隊)、米国空軍、米国陸軍、米国国防省などから契約を獲得しており既に人工衛星は稼働中です。

2020年の売上高実績は2200万ドルでした。

2021年は4600万ドルの売上を見込んでいますが、これは既に契約を締結済ですのでほぼ確実に売上げることができる見込みです。

2022年の売上高は4600万ドルを見込んでいます。こちらも長期契約を既に締結している関係で売り上げ目標の70%は既に確実視されています。

その後、2023年の売上高予想は2.23億ドル、2024年は3.86億ドル、2025年は5.46億ドルという感じで増えてゆく見通しです。

同社の売上高の64%は衛星写真(イメージ)から売上げられており、このビジネスは顧客がそのデータを利用する、しないに関わらず「テイク・オア・ペイ契約」で入金が保証されています。グロスマージンは90%でブラックスカイにとって極めて美味しいビジネスです。

売上高の33%はデータ・ソフトウェア&アナリティックスのビジネスで、こちらのグロスマージンは60%です。

2023年にはEBITDA黒字を達成できる見込みです。