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新型コロナワクチン接種の進捗状況とジョンソン&ジョンソンのワクチンの承認見通しについて

2021年2月6日 17:58

2月5日までに世界では1.24億回の新型コロナワクチンの注射が行われました。これは1日当り461万回のペースです。

米国ではこれまでに3850万回の注射が行われました。これは1日当り136万回のペースです。

現在承認されているファイザー/バイオンテックのワクチン、モデルナのワクチンはどちらも一人当たり2回の注射を必要とします。ですから上記の注射を受けた人のうち多くは未だ一回目の注射しか受けておらず、2回目のブースター注射を待っているところです。

米国で1回目の注射を済ませたひとは国民の9.1%です。2回目も打ち終わった人は2.5%です。

ユーロ圏ではこれまでに1594万回の注射が行われ、EU市民の2.6%が1回目の注射を終えた計算になります。

現在市場関係者の注目を集めているのはジョンソン&ジョンソン(ティッカーシンボル:JNJ)が開発した新型コロナワクチンの承認です。

米国食品医薬品局(FDA)は2月26日に諮問委員会を招集します。同社から提出されたデータは概ね良好なので、このワクチンも承認される可能性が強いです。

もし承認された場合、ジョンソン&ジョンソンは3月上旬からワクチンを出荷することが可能であり、3月末までに4000万回分を供給する生産計画となっています。

モデルナとファイザー/バイオンテックの両社は3月末までに2.2億回分を供給する計画ですので、これらを全て合計すると2.6億回分となります。

ジョンソン&ジョンソンのワクチンは1回の投与で完了する風にデザインされており、モデルナならびにファイザー/バイオンテックのワクチンが2回で1セットになっているのと大きな違いがあります。

さらにジョンソン&ジョンソンのワクチンは特別な冷蔵を必要としないので田舎の薬局などで扱いやすいです。この理由からファイザー/バイオンテックのワクチンは大都市の大病院などを中心とした接種センターを中心に費消され、ジョンソン&ジョンソンのワクチンはCVS、ウォルグリーンズなどの薬局に回される可能性が濃厚です。