バンブルがIPOロードショーをキックオフ
2021年2月3日 01:44
バンブル(ティッカーシンボル:BMBL)がIPOロードショーをキックオフしました。
同社はティンダーの共同創業者、ホィットニー・ウルフ・ハードが「二度目の正直」でローンチした女性のためのデートアプリの会社です。
バンブルは健康で平等な交際関係を構築するためのマッチングアプリです。その目標の背景には、良いパートナーがいる人は健康で幸福な人生を送ることが出来るという信念があります。
現在の社会では男女の力関係は均衡ではなく、女性は常に劣勢に立たされています。
そこでバンブルでは女性が最初に自分の気になる人に声をかける(ファースト・ムーヴ)仕組みを導入しました。常に女性がリードするということが男性を含めたすべてのバンブル・ユーザーに周知徹底している関係で、男性も女性も無駄なプレッシャーを感じる必要はありません。
これにとどまらずバンブルは女性の安心、安全にとても気を配ったアプリ設計ならびに運用を行っています。また会社としての責任の所在をハッキリさせ、どこからツッコまれても良い透明な経営を目指しています。
バンブルはユーザーの写真照合やアプリ上でのビデオチャットを最初に導入したデートアプリです。そのようにした理由は、初デートはアプリ上でヴァーチャルに行った方が安心できるという考えが背景にあります。
バンブルのユーザーは女性が多いです。それも受動的な女性ではなく能動的な女性が主流を占めています。
現在、4200万人の月次アクティブユーザー、240万人の課金顧客が居ます。
同社はいわゆるフリーミアム・モデルを採用しており、最初は無料でアプリを使う事が出来ます。その後、一カ月ごとの定期購読をすることが出来ます。またスーパー・スワイプのようなプレミアム・サービスを追加的に購入できるようにしてあります。
売上高の6割は主力アプリであるバンブルから上がっています。残りは海外に強いアプリ、バドゥーから上がっています。
2020年の最初の9か月の売上高成長率は+15%でした。
修正EBITDAマージンは26%です。
同社の問題点は売上高成長率がやや物足りない点です。これは二番目のブランド、バドゥーの成長が止まっていることに起因しています。バドゥーはいまブランドを再構築中です。
また去年、新型コロナで世界の人々が家に籠らなくてはいけなくなった時、女性のデートアプリの利用頻度が急増したにもかかわらず、女性をターゲットにしたバンブルの成長率は逆に鈍化しました。この点も問題です。
今回売出し株数は3450万株、価格設定は28から30ドル、幹事構成はゴールドマンサックス、シティグループです。