1月の中国製造業購買担当者指数は51.5 12月の53.0から軟化
2021年2月1日 21:39
1月の中国財新製造業購買担当者指数は51.5でした。12月は53.0だったので軟化したことになります。

今回の数字は2020年6月の51.2以来の弱い数字でした。
生産高の伸びの鈍化(去年4月以来の低さ)、新規受注の伸びが冴えなかったこと、新規輸出受注が世界の新型コロナ第3波の影響で伸び悩んだことなどがその原因です。
手元の在庫の払底、海運の遅延もそれに追い打ちをかけました。
中国の内需が弱いというわけではなく、コンテナ船の市況の高騰で輸出品の価格競争力が減退し海外の発注者が追加注文を控えたことが影響しているはずです。
加えて中国政府はオーストラリア政府と関係が悪化しており、中国産の石炭を積んだバラ積み船の岸壁への接岸が遅延するなどの悪影響が出ています。中国国内のメーカーの手持ち原料の在庫は適正水準を下回っているそうです。
これらのことから考えて今回の中国製造業購買担当者指数のやや意外なスローダウンは海運や外交問題に端を発する一過性の問題である可能性が高いです。