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ヴァーチュ・ファイナンシャルはロビンフッドなどネット証券の注文を成立させるサービスをやっている会社

2021年1月31日 20:58

ヴァーチュ・ファイナンシャル(VIRT)は世界50か国で現物株、債券、先物、オプション、コモディティーなどを取引するマーケットメーカーです。

売上高の60%はマーケットメーキング業務、残りの40%は執行サービス業務から得られています。コンピュータを駆使し、低コストで自動化されたトレードの執行を行っています。

顧客はネット証券、投資顧問会社、ヘッジファンド、投信会社など約2000社です。顧客のトレーディング・ワークフローの中に同社のソフトウェアは組み込まれており執行から出来連絡、法規制順守のための報告義務まですべてを網羅しています。

売上高は主にトレード出来高に連動しますがマーケットメーキングの収益性はボラティリティーにも左右されます。要するに市場が活況で乱高下すればするほど儲かります。

最近は特に売上高に占める株式マーケットメーキング業務の比率が増加しています。

ヴァーチュ・ファイナンシャルの競争相手はシタデル、サスケハンナ、ツーシグマ、ジェーンストリートなどです。

11月6日に発表された同社の2020年第3四半期決算ではEPSが予想72¢に対し81¢、売上高が予想3.57億ドルに対し6.56億ドル、売上高成長率は前年同期比+71.6%と予想を大幅に上回る好決算でした。

次の決算発表は2月11日寄付き前の予定です。コンセンサス予想はEPSが81¢、売上高が3.62億ドルです。ここ数日、同社の顧客であるロビンフッドでゲームストップ(ティッカーシンボル:GME)などの極めて投機的な株で出来高が急増しています。ヴァーチュ・ファイナンシャルはこの出来高増、ボラティリティー増で当然、恩恵をこうむっていることと思われます。

2020年のコンセンサスEPS予想は$5.39なので株価収益率(PER)は5.24倍です。配当利回りは3.5%です。