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未だ投資をはじめてない人に贈る貯蓄大戦略⑤

2021年1月18日 17:45

リターン
投資によりお金を儲けることを英語でリターンといいます。いま30ドルの株を買ってそれが35ドルに上昇したとすればあなたの投資のリターンは5ドルです。このように証券の値上がりによって儲けた分をキャピタルゲインといいます。

さて、その株をあなたが保有している期間中に配当が出たら、それも儲けになります。配当収入や利子収入のことをインカムゲインといいます。

キャピタルゲインとインカムゲインを合算したものがトータル・リターンです。

普通、トータル・リターンは税金を払う前(=税引き前)で計算します。証券会社に支払う株式売買手数料やフィーも普通除外されます。

投資収益率
ひとつの投資対象がもうひとつの投資対象よりどれだけ効率よく儲けさせてくれたか? これを把握することは投資の上達のために必要なことです。

いま30ドルの株を買ってそれが35ドルになったので5ドル儲けた場合、投資収益率は5÷30=16.67%になります。

もうひとつの例で60ドルの株を買ってそれが65ドルになったので5ドル儲けた場合、投資収益率は5÷60=8.33%になります。

このような投資効率のことを投資収益率と言います。

投資収益率=トータル・リターン÷初期投資額

銀行預金、投資信託、株式、仮想通貨……どんな投資対象もときどき投資収益率を計算してみることで自分の投資が順調に進んでいるか点検すると良いと思います。

一例として1928年以降94年間の米国を代表する株価指数であるS&P500の平均年間リターンは約7.6%でした。

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よく「プロのファンドマネージャーはインデックスに勝てない」と言われますが、その時に比較しているのは個々のファンドマネージャーのその年のパフォーマンスとS&P500指数のような株価指数なのです。

別の見方をすれば凸凹はあるけれど、過去100年近くで均してみると米国株は年率7.6%くらい上昇しているので、これは日本の銀行に預金した利子(0.001%)より、遥かに魅力的だということがわかります。

ただし、過去のパフォーマンスは将来の成績を約束するものではありません。だから米国株に投資すれば必ず7.6%のリターンが出せると考えるのは短絡思考だと思います。

同様にあなたが自分で投資を行う際、プロのファンドマネージャーでも上述の7.6%を上回るリターンを上げることは困難なのだから、自分が常にそれを上回る成績を出せるという風に決めてかかるのも自信過剰だと思います。

投資は臆病すぎても上手く行きませんし自信過剰すぎても上手く行きません。