JPモルガンチェース 第4四半期決算発表 EPS、売上高ともにOK 貸倒引当金解除29.4億ドルがEPSを72¢押し上げた
2021年1月15日 22:04
JPモルガンチェース(ティッカーシンボル:JPM)の第4四半期決算が発表されています。
EPSは予想$2.65に対し$3.79、売上高は予想287.4億ドルに対し292.2億ドル、売上高成長率は前年同期比+3%でした。
今期29.4億ドルの貸倒引当金解除を行いました。内訳は企業向け融資分の解除が20億ドル、住宅ローン関連の解除が9億ドルでした。
今回の29.4億ドルの貸倒引当金解除は純利益を22.3億ドル、EPSにして72¢押し上げる効果がありました。新しい損金計上は11億ドルでしたので、差し引き信用コストはプラスの19億ドルということになります。
住宅ローンの支払い猶予は6月末の545億ドルが12月末は235億ドルに減りました。
純金利収入は134億ドルでした。非金利収入は168億ドルでした。
純利益は前年同期比+42%の121.4億ドルでした。
純金利イールドは1.8%でした。前年同期は2,38%でした。
総融資残高は1.0兆ドル、前年同期比+2%でした。
総預金残高は2.14兆ドル、前年同期比+37%でした。
ローン・ツー・デポジット・レシオは47%でした。前年同期は64%でした。
オーバーヘッド・レシオは53%でした。前年同期は56%でした。
【消費者&コミュニティー・バンキング部門】
消費者&コミュニティー・バンキング部門売上高は前年同期比-8%の127.3億ドルでした。利益は43.3億ドルでした。前年同期は42億ドルでした。
クレジットカード・ローン残高は1442億ドルでした。前年同期は1689億ドルでした。
カード・ネット・チャージオフ比率は2.17%でした。前年同期は3.01%でした。
【コーポレート投資銀行部門】
コーポレート投資銀行部門売上高は113.5億ドルでした。これは前年同期比+17%でした。利益は前年同期比+82%の53.5億ドルでした。
うち投資銀行売上高は前年同期比+34%の25億ドルでした。トレーディング(principal transactions)は前年同期比+20%の33.2億ドルでした。
市場証券サービス部門売上高は前年同期比+18%の72.4億ドルでした。内訳は債券部売上高が前年同期比+15%の39.5億ドル、株式部売上高が前年同期比+32%の19.9億ドルでした。
【各種レシオ】
株主資本利益率(ROE)は19%でした。前年同期は14%でした。
総資産利益率(ROA)は1.42%でした。前年同期は1.22%でした。
有形自己資本利益率(ROTCE)は24%でした。前年同期は17%でした。
普通株式等ティアワン比率(CET1 capital ratio)は13.1%でした。前年同期は12.4%でした。
一株当たり有形簿価は$66.11でした。前年同期は$60.98でした。