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自動車向け半導体の払底で自動車メーカー各社が生産ラインを一部休止

2021年1月11日 05:20

ウォールストリート・ジャーナルによると自動車向け半導体の生産が需要に追い付かず手待ちになった自動車メーカーが止む無く生産ラインを一部休止しています。

一例としてフォード(ティッカーシンボル:F)はケンタッキー州のルイヴィル工場を休止しました。

同様の品薄はトヨタ、フォルクスワーゲン、ゼネラル・モーターズ、フィアット・クライスラーでも発生しているそうです。

車載半導体市場はどんどん成長しています。その理由は電子制御される部品が増えていること、車載エンターティメント・システムを充実させることがクルマの売れ行きに重要な影響を及ぼすこと、車載半導体を沢山使うEVが売り上げを伸ばしていることなどによります。

つまりこれらは目先の市況の問題というより長期的な趨勢なのです。

こんにちの新車は車載半導体を40個から150個くらい搭載しています。

車載半導体は自動運転装置向けの特殊で高性能な製品を除くとアナログ半導体が多いです。アナログ半導体はアナログ信号をデジタル信号に変換する役目を持っています。職人芸的なデジタル・チップ・エンジニアのデザイン・ノウハウに依存する面が大きいです。

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アナログ半導体の最大手はテキサス・インスツルメンツ(ティッカーシンボル:TXN)で、彼らは自社工場を所有しています。

第二位のアナログ・デバイセズ(ティッカーシンボル:ADI)と第三位のマキシム・インテグレーテッド(ティッカーシンボル:MXIM)は既に合併することを発表しています。

NXPセミコンダクター(ティッカーシンボル:NXPI)はオランダの半導体メーカーでとりわけ車載半導体の比率が高いことで知られています。

その他にONセミコンダクター(ティッカーシンボル:ON)があります。同社はモトローラの半導体部門を母体としています。