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高配当ETF3選

2021年1月3日 22:00

市場が荒れた時に比較的下げの小さい高配当ETF(=上場型投信)を3つ推奨します。

iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF(コード:PFF)
世界最大の運用会社ブラックロックが出している優先株に投資するETFです。SEC利回り(=米国証券取引委員会が指導する、直利回りから運用費用を除いた実質利回り)で4.51%です。

優先株とは株式の性格と債券の性格の両方を兼ね揃えた証券を指します。具体的には株式の配当より優先株の配当のほうが「優先」されます。逆に議決権は制限されます。

優先株は出来高が少ないものが多いので大半の機関投資家はBUY & HOLDします。その関係で株価の値動きは一般にマイルドです。

iシェアーズ優先株式&インカム証券ETFの組み込み銘柄数は516で十分な分散が取れています。セクター的には金融サービスが61%、工業が22%、公益が15%などとなっています。

組入れ銘柄はブロードコム優先株、ウエルズファーゴ優先株、バンクオブアメリカ優先株、ダナハー優先株などです。

このETFは値動きに乏しいのでトレーディングには不向きです。

バンガード米国高配当株式ETF(コード:VYM)
インデックス運用の雄、バンガードの出している、高配当普通株式を組み込んだETFです。ジョンソン&ジョンソン、JPモルガンチェース、プロクター&ギャンブル、ベライゾン、コムキャスト、バンクオブアメリカ、ファイザー、ウォルマート、AT&T、インテルなど有名な大企業を中心に組み込んでいます。

SEC利回りは3.25%です。組入れ銘柄数は414です。

セクター的には金融20.0%、消費安定13.7%、ヘルスケア13.7%などが上位に来ています。

安心して持っていられるETFだと思います。

iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF(コード:HYG)
これはブラックロックが出しているジャンクボンドに投資するETFです。ジャンクボンドとは債券の格付けが低い社債を指します。米国財務省証券(=米国債)に比べてリスキーな反面、利回り面では有利です。

同ETFのSEC利回りは3.63%です。

組み込み銘柄数は1258と多く、ひとつやふたつの企業が倒産してもびくともしません。

株式との連動性(ベータ)も0.39と比較的低いです。つまり株式市場が急落しているような局面ではHYGの方がパフォーマンスが良くなりやすいです。