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ARKインベストメントのキャシー・ウッドCEOが大株主のオプションを買い戻すことに成功

2020年12月29日 06:30

ARK(アーク)インベストメントはアクティブ型ETFを運用する投信会社です。

同社は運用会社キャピタル・ガーディアンで実績を積んだベテラン、キャシー・ウッドによって創業されました。

ARKのETFは販売会社レソリュート・インベストメント・マネージャーズなどを経由して広くマーケティングされていますがARKの規模が未だ小さかった時代にARKはレソリュートに対してARKの過半数株式を取得するオプション(権利)を与えました。

その後、ARKのファンド群は高いパフォーマンスを上げ、その結果、ARKのETFが人気化し、運用資産は436億ドルに膨らみました。

この順風満帆のとき、とつぜんレソリュートが「オプションを行使し、過半数株式を取得したい」と言い出したのです。これはキャシー・ウッドにしてみれば青天の霹靂だったと思います。

ファンドのパフォーマンスが悪くてレソリュートがテコ入れのためにキャシー・ウッドを追い出す目的で過半数株式を取得するというなら話はわかりますが、いますべてが上手く行っているタイミングでわざとそれをぶち壊すようなことをレソリュートは言い出したわけです。

キャシー・ウッドはエルドリッジ・コーポレート・ファンディングから数次に渡る融資を受けることでこのオプションをレソリュートから買い取り、円満に解決することが今日発表されました。

一時、ARKは「もうレソリュートとは仕事をしない」と言っていたのですが、その発言は翻し、今後もレソリュートをARKのディストリビューターとすることで合意しました。

ARKイノベーションETF(ティッカーシンボル:ARKK)の年初来のパフォーマンスは+170%です。