米国食品医薬品局(FDA)の新型コロナワクチンに関する外部の諮問委員会が賛成17、反対4、棄権1でFDAに対し同ワクチンの承認を推奨
2020年12月11日 08:07
今日、米国食品医薬品局(FDA)の要請で新型コロナワクチンのデータを検討、識者たちの意見を聞く外部諮問委員会が開催されました。
まる1日、延々と討論がなされた結果、賛成17、反対4、棄権1でアドバイザリー・コミッティーはファイザー/バイオンテックの新型コロナワクチンを推奨することを決定しました。
なおFDAはこの外部諮問委員会の推奨に従う義務はありません。しかしよほどのことが無い限り同ワクチンが非承認となることは無いでしょう。
新型コロナは既にアメリカ人の1540万人が罹っており、29万人の死者を出しています。現在入院している患者の中にも重篤な状態になっている人が多いので1月半ばまでには50万人が死ぬだろうと言われています。
そのようなギリギリの状態で、安全性に問題が無く効き目も95%と素晴らしい同ワクチンが却下されるとは考えにくいです。
FDAは今日の推奨を受けて金曜日にも緊急使用承認(EUA)を出す可能性があります。
なおEUAと通常の承認では薬の流通経路が違います。EUAの場合、FDAが大病院などを中心に流通を厳格に管理します。言い直せばPBMや卸を通じ一般の薬局にワクチンが配られる事はありません。それをやるには通常の承認が必要です。
当面、EUAで医療関係者などにワクチンを打つ傍ら、さらに安全性や薬効をモニターし、じゅうぶんなデータが揃った段階で正式承認の運びとなるわけです。
一般の市民に広くワクチンがまわってくるのは来年の5月くらいになるそうです。