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ドアダッシュがIPOロードショーをキックオフ 近く値決めへ

2020年12月1日 08:12

ドアダッシュ(ティッカーシンボル:DASH)が近くニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)します。

今回売出し株数は3300万株で価格設定は75~85ドルです。

共同主幹事はゴールドマンサックスとJPモルガンでその下にバークレイズ、ドイチェバンク、RBCキャピタルマーケッツ、UBSが幹事団に名前を連ねています。

ドアダッシュはアプリを経由してフード・デリバリー・サービスを行う会社として2013年、シリコンバレーのパロアルトで始められました。

現在、ドアダッシュは39万軒のレストランのデリバリーを処理しており1800万人の消費者が利用しています。配達員の数は100万人です。創業以来、これまでに9億回のデリバリーをこなしました。

現在のマーケットシェアは50%で、首位です。

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ドアダッシュはとりわけ郊外に強く、郊外でのデリバリーのマーケットシェアは58%に達しています。

アプリによるフード・デリバリーのビジネスは未だ端緒についたばかりです。2018年のレストラン売上高に占めるデリバリー売上高は僅か2%でした。それが2019年には4%に、2020年第3四半期現在で10%になりました。

アメリカの国民は年間6000億ドルをレストランで消費します。ですから未だ成長の余地は残っています。

ドアダッシュはローカルのレストランを支援することを経営の大方針としています。

ドアダッシュはホワイトレーベルでウイングストップ、ウォルマート、リトル・シーザース、チポトレ、セブンイレブンなどの配達も引受けています。

ドアダッシュはリピート顧客のために「ダッシュパス」と呼ばれるメンバーシップ・プログラムを展開しています。これは毎月定額9ドル99セント払うことで、無限に無料のデリバリーをオーダーすることができるというサービスです。現在500万人がダッシュパスのサブスクライバーになっています。

最近の業績ですが2020年第3四半期のマーケットプレースGOV(グロス注文量)は290億ドルで前年同期比+246%でした。また同じ時期の修正EBITDAは8600万ドルでした。

2020年1月~9月のフリー・キャッシュフローは1.93億ドルでした。

ドアダッシュが処理した総オーダー数は2018年が8300万オーダー、2019年が+217%の2.63億オーダーでした。

四半期ベースでは2019年第3四半期だけで7000万オーダー、2020年第3四半期だけで+237%の2.36億オーダーを処理しました。

一方、マーケットプレースGOVは2018年が28.1億ドル、2019年が前年比+186%の80.4億ドルでした。

四半期ベースでは2019年第3四半期が21億ドル、2020年第3四半期は+246%成長の72.5億ドルでした。

デリバリーそのものの利益率の指標であるコントリビューション利益は:

2019年第4四半期 0%
2020年第1四半期 1%
2020年第2四半期 3%
2020年第3四半期 3%

となっています。

GOVに占める修正EBITDAは:

2019年第4四半期 -4%
2020年第1四半期 -2%
2020年第2四半期 1%
2020年第3四半期 1%

でした。

2020年1月~9月の9か月の売上高は19.16億ドルでした。純利益は赤字の1.49億ドルでした。EPSは-$3.34でした。